INTERVIEW インタビュー

福島そのクラブに仲の良い友達がいたので、その子と遊びにいく感覚で続けていました。

北風私は小学校4年生の時に父が勝手に陸上大会の試合に申し込んでいたのがきっかけです。

北風父が陸上の選手でしたし、姉たちもバスケをやっていたりしたので全員分の試合を申し込んでいたんです。正直あまり陸上が好きだったわけではなく、一度高校の時にもやめようと思ったんですけど、高校2年のときに大好きだったおじいちゃんが亡くなってそれから真剣に陸上に取り組むようになりました。

福島ないです。

長田トレーナーそんなことだろうと思った（笑）。

寺田私は両親が色々なスポーツをさせてくれたんですが、小学生の頃運動会で一番だったり、大会で良い成績だったりしたのでそのまま続けてきました。父が長距離、母が短距離選手だった影響も大きかったと思います。

長田トレーナートップレベルまで来れる人たちというのはそういうものなのかもしれませんね。

福島私はやっぱり北京オリンピックです。

福島やっぱり初めての世界大会でしたし、一番大きなターニングポイントでした。

福島そうですね。やっぱりオリンピックを目標にしていましたし、あれだけの大きな舞台で走れたことは嬉しかったです。

野村私は長田トレーナーからの勧めです。肉離れを起こしてしまった時に、福島選手から超小型微弱電流刺激装置を借りたのが最初でした。それ以来練習前に超音波治療器を使用したり、練習後にはやはり超小型微弱電流刺激装置でケアしたりします。

野村はい、練習の前に必ず使っています。痛み防止ですね。練習の後にも使いますね。そういえば大会前に身体がむくんでいたときに長田トレーナーから超小型微弱電流刺激装置を胸の部分と鼠蹊部に貼ってケアするといいよと言われて使った事もありました。

福島私は治療器を使い始めたきっかけはよく覚えてないんです。携帯型小型電流刺激装置をチームで使っていたのが最初だったかもしれません。ヘルニアを治療していた頃か、ハムストリングを痛めたときでしょうか。超音波治療器をケガをした時などに使います。

福島捻挫ですね。ちょっと指をぶつけたときとか。練習中に捻挫をした時には毎日使いました。

野村ケガをしない身体作りです。筋力強化とバランスですね。

福島現状打破です。

福島新しい事にチャレンジしていくということです。走りを含めて。

福島それはこれからのお楽しみです。

福島あれは周りがそう呼ぶようになっただけで、私が言い出したわけではないんです。自分で意識したこともないのでよくわからないです。

福島うーん・・・、でも普通って何ですかね。走りに普通も正解もなくて、こうしたら速く走れるということは決まってないんですよね。

北風確かに福島選手のような走り方をする人はなかなかいませんが、やっぱり走りの正解というものはないですね。いかに自分の走りというものの中で、監督やトレーナーの指導を受けて練習を重ねて、自分の走りを高めていくことが重要なんだと思います。

北風腹斜筋を鍛えて上手く身体のバランスを取れるようにして、走りに活かせればいいなと思っています。

北風重要ですね。スクワットなどの足のトレーニングもしますが、身体全体の作りのバランスが大事ですね。特にお尻とコア（体幹）のトレーニングが重要だと思います。

寺田栄養面と身体全部を使えるようになることです。手足だけの走りではなく、お尻から身体全体の体幹を使った走りですね。やっぱり体幹がしっかりしてくると身体のブレが無くなって走りのロスが無くなりますから。